相続において子が放棄したら、子は最初から権利がなかったものとされ、第2順位、第3順位などに権利が移ります。

誰でもわかる!相続手続きの知識集
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相続で子が放棄をしたとき

親は子が小さい時に子供の面倒を見るでしょう。そして子供は大きくなります。親がまだまだ元気なうちはいいですが。そのうち年齢を重ねるようになります。子としては今度は親が心配になることがあるかもしれません。体のことについてはいろいろと面倒を見ることができるのでしょうが、それにはお金が必要になってきます。幸い子供の方はそれぞれ自立をし、特にお金が必要な状態ではありません。この時に子どもたちで相談をしました。

このまま親のどちらかがなくなれば、その一方と子どもたちが相続することになります。子どもとしては特に必要ないのですが、親の方にすべて遺したいと思うのです。そこで、放棄をすることを考えました。自分たちの取り分がなくなるのだから、すべて親の方に行くのだろうと思ったのです。でも、法律上の手続きはそうはなりません。放棄をした場合は、最初からなかったものとなります。子が全員放棄したとしたら、第2順位に権利が移ります。

親の親が生きていれば、親の親が第2順位として受けることになります。そして親の親が両方共なくなっていて、親の兄弟姉妹がいるのであればそちらに配分されることになります。割合は減りますが、どちらにしても親に全額配分されることはないのです。どうしても全額と思うのであれば、生前に遺言書を書いてもらい、全て配偶者に配分するとしてもらうのが良いのでしょう。それについて子供も同意しているのであれば問題ないことです。

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